トップ
>
晦
>
つごもり
ふりがな文庫
“
晦
(
つごもり
)” の例文
しわす、
晦
(
つごもり
)
の雪の夜に、
情
(
なさけ
)
の宿を参らせた、貧家の
衾
(
ふすま
)
の
筵
(
むしろ
)
の中に、旅僧が小判になっていたのじゃない。魔法
妖術
(
ようじゅつ
)
をつかうか知らん、お客が
蝦蟆
(
がま
)
に変じた形で、ひょこんと
床間
(
とこのま
)
に乗っている。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
晦
(
つごもり
)
には墨田川に遊んだ。「六月晦日墨水即事」の七絶がある。詩は省く。以上夏の詩十七首中、わたくしは二首を取つた。別に「即事」一、「題画」二の七絶があつて、並に製作の日を載せない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
晦
漢検準1級
部首:⽇
11画
“晦”を含む語句
大晦日
晦日
晦冥
晦渋
韜晦
晦暝
大晦
晦顕
晦瞑
雲霧晦冥
晦庵
晦跡
晦渋溷濁
晦滞
晦澁
晦濛
晦菴
晦日迄
朱元晦
踏晦
...