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昨今
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さっこん
ふりがな文庫
“
昨今
(
さっこん
)” の例文
昨今
(
さっこん
)
腹が減っていると見え、いつの間にか机の上のすしを見つけ、紙包の横を食い破ると、中のすしを盗んで食っているのです。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
傍で寝ている酒気を帯びた父の
鼾
(
いびき
)
が
喉
(
のど
)
にからまって苦しそうだ。父は中年で一たん治まった
喘息
(
ぜんそく
)
が、またこの頃きざして来た。
昨今
(
さっこん
)
の気候の変調が今夜は特別苦しそうだ。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
質
(
たち
)
も好かったのだろう。十数年本格的に鍛えているから、普通のモー/\連中とは違う。
昨今
(
さっこん
)
は同僚の有志を指導している。決して
出教授
(
できょうじゅ
)
をしないという見識の高い先生だ。
妻の秘密筥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
と銀の字、
如才
(
じょさい
)
ない。
昨今
(
さっこん
)
少し野心が頭を
擡
(
もた
)
げて来た。師匠夫婦の覚えが芽出度いにつれて、美代子さんが目につく。内弟子は自分一人だ。師匠の
名跡
(
みょうせき
)
を継げば、美代子さんが貰える。
心のアンテナ
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“昨今”の意味
《形容動詞・名詞》
近頃。最近。昨日今日。
(出典:Wiktionary)
昨
常用漢字
小4
部首:⽇
9画
今
常用漢字
小2
部首:⼈
4画
“昨”で始まる語句
昨夜
昨日
昨夕
昨晩
昨
昨年
昨宵
昨日今日
昨夜来
昨霄