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旧時
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もと
ふりがな文庫
“
旧時
(
もと
)” の例文
それには、
旧時
(
もと
)
直樹の家に出入した人の世話で、一軒二階建の家を見つけて来た。こんな話をした。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あの幇間が
旧時
(
もと
)
あの侍の処に奉公した
仲間
(
ちゅうげん
)
で、それが何か持逃げをしてプイと居無くなってたのが、幇間に成って居るから、捨置かれん、
何故
(
なぜ
)
己の事を蔭で悪くいうと
怒
(
おこ
)
ってるので
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
総縫金銀摺箔一切着
(
そうぬいきんぎんすりはくいっせつき
)
せ
申間
(
もうすま
)
じくという
旧時
(
もと
)
の願い
立
(
たて
)
とお
触出
(
ふれだ
)
しのお書付に違ってるんだ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あの人は
旧時
(
もと
)
から随分
盗賊
(
どろぼう
)
ぐれえ
遣
(
や
)
ったかも知んねえ、今己がに五両呉れたは宜いが、是を取って見れば同類に落すといったが、困ったな、あゝもう往ってしまったか、立派な男だ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“旧”で始まる語句
旧
旧家
旧臘
旧弊
旧套
旧来
旧暦
旧跡
旧友
旧廬