トップ
>
旧時
>
むかし
ふりがな文庫
“
旧時
(
むかし
)” の例文
松倉
(
まつくら
)
の
旧時
(
むかし
)
の属官ばかりが
列
(
なら
)
んで居るだろう、罪人の方が余程エライ、オイ貴様はドウして居るのだと云うような調子で、私は側から見て
可笑
(
おか
)
しかった。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
この縁故の深い、
旧時
(
むかし
)
恋しい人の前に、三吉は考え沈んで、
頭脳
(
あたま
)
の痛くなるような電車の響を聞いていた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あの寒い橋の
袂
(
たもと
)
でこれを売って其の日を送るまでさ、
旧時
(
むかし
)
は少々たりとも
禄
(
ろく
)
を
食
(
は
)
んだものが、時節とは云いながら、残念に心得て居ります、処へ君に
廻
(
めぐ
)
り逢って
大
(
おお
)
きに力を得た
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“旧”で始まる語句
旧
旧家
旧臘
旧弊
旧套
旧来
旧暦
旧跡
旧友
旧廬