トップ
>
日常
>
ひごろ
ふりがな文庫
“
日常
(
ひごろ
)” の例文
岩——の士族屋敷もこの日はそのために多少の談話と
笑声
(
しょうせい
)
とを増し、
日常
(
ひごろ
)
さびしい杉の
杜
(
もり
)
付近までが何となく
平時
(
ふだん
)
と
異
(
ちが
)
っていた。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
また
廿
(
にじゅう
)
六歳位だった同行の菊五郎は、
日常
(
ひごろ
)
の茶目もなく、はじめて学者の世界を覗くので、とても神妙な態度だった。
古い暦:私と坪内先生
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
方棟は蘭が好きで、園へいろいろの蘭を植えて
日常
(
ひごろ
)
水を
漑
(
か
)
けていたが、目が見えなくなってからはそのままにしてあったので、その言葉を聞くと
遽
(
あわ
)
てて細君に言った。
瞳人語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
日常
(
ひごろ
)
は
猛
(
た
)
けき勇士等も
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
日常
(
ひごろ
)
見る
天の海
(新字新仮名)
/
今野大力
(著)
▼ もっと見る
二人とも
日常
(
ひごろ
)
非常に
壮健
(
じょうぶ
)
なので——
病
(
わず
)
らっても須磨子が
頑健
(
がんけん
)
だと、驚いているといっていたという、看病人の抱月氏の方がはかばかしくないようだった。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
日常
(
ひごろ
)
は
猛
(
た
)
けき勇士等も
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
“日常”で始まる語句
日常生活
日常茶飯事
日常事
日常語
日常茶飯