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日傭
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ひやとい
ふりがな文庫
“
日傭
(
ひやとい
)” の例文
ようやくのことで
僅
(
わず
)
かの畠などを作らせてもらい、その他は
日傭
(
ひやとい
)
とか手伝とかの収入をもって生計を補充し、よく貞操を守って子どもの一人役になるまで
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
心なき
日傭
(
ひやとい
)
どもをさえ、死ぬほど懸命に働かせ得る器量があるところを見れば、訓練ある
兵
(
つわもの
)
どもを
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕婢
(
ぼくひ
)
、
日傭
(
ひやとい
)
労働者、小作人及び総ての女子等、約言すれば他人より「食物及び保護」を受くる総ての人々を国民とは認めず、単に国家補助員と
見做
(
みな
)
していた」というのは
平塚・山川・山田三女史に答う
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
田畑は
勿論
(
もちろん
)
宅地
(
たくち
)
もとくに
抵当
(
ていとう
)
に入り、一家中
日傭
(
ひやとい
)
に出たり、おかみ
自身
(
じしん
)
手織
(
ており
)
の
木綿物
(
もめんもの
)
を負って売りあるいたこともあったが、要するに石山新家の没落は眼の前に見えて来た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ここの仕事は荒っぽいので
日傭
(
ひやとい
)
でも肩肉の盛り上がってるのが揃っている。
醤油仏
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
かしてくれ。この野郎のどじときたら、一度や二度のことじゃあねえ。力仕事に馴れねえなら、
日傭
(
ひやとい
)
などに来なけれやいいんだ。賃銀泥棒だ、こいつあ。——おいッ、くせになるから、ふくろ叩きにして、湖水へたたッこんでくれ
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“日傭”の意味
《名詞》
日雇い。
日雇いの賃金。
(出典:Wiktionary)
“日傭(日雇い)”の解説
日雇い(ひやとい, Day labor)とは、一時雇用形態のひとつ。日々雇用される者をいうが、各国で法律ごとにこれより広い意味(定義)で用いられることもある(日本の雇用保険法上の「日雇労働者」など、後述)。「ニコヨン」などの俗称がある。日傭(ひよう)、日傭取り(ひようとり)とも。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
傭
漢検準1級
部首:⼈
13画
“日傭”で始まる語句
日傭取
日傭人
日傭稼
日傭兵
日傭女
日傭賃
日傭頭
日傭取稼