トップ
>
料簡方
>
りょうけんがた
ふりがな文庫
“
料簡方
(
りょうけんがた
)” の例文
けれどもこの眼は
潰
(
つぶ
)
れてもさほど苦しいとは存じません。ただ両方の眼が満足に開いている癖に、
他
(
ひと
)
の
料簡方
(
りょうけんがた
)
が解らないのが一番苦しゅうございます
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それで報酬はどうかというと一日一回三枚半で、一月が七円五十銭である。そこで活字が嬉しいから、三枚半で先ず……一回などという
怪
(
け
)
しからん
料簡方
(
りょうけんがた
)
のものでない。
おばけずきのいわれ少々と処女作
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
爪
(
つめ
)
を
煮
(
に
)
たり、
髪
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
の
中
(
なか
)
へ
顔
(
かお
)
を
埋
(
う
)
めたり、
気狂
(
きちがい
)
じみた
真似
(
まね
)
をしちゃァ、いい
気持
(
きもち
)
になってるようだが、
虫
(
むし
)
のせえだとすると、ちと
念
(
ねん
)
がいり
過
(
す
)
ぎるしの。どうも
料簡方
(
りょうけんがた
)
がわからねえ
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
料
常用漢字
小4
部首:⽃
10画
簡
常用漢字
小6
部首:⽵
18画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“料簡”で始まる語句
料簡
料簡違
料簡次第