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敵影
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てきえい
ふりがな文庫
“
敵影
(
てきえい
)” の例文
およそ、あるかぎりな矢も、これぎりとする大木や大石も、地鳴りとともに
降
(
ふ
)
って、崖の肌から
敵影
(
てきえい
)
をなだれに捲いて拭き去った。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかも
敵影
(
てきえい
)
は
巧
(
たく
)
みにカムフラージュされて、我々はその
覘
(
ねら
)
いどころが見付からないのです。で
先刻
(
せんこく
)
申しあげたように、あなたの
御尽力
(
ごじんりょく
)
を乞いたいわけです。
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
事実
敵影
(
てきえい
)
はないのであった。
赤坂城の謀略
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「入口で、三人、やっつけたばかりで、ここまで来ても、更に
敵影
(
てきえい
)
を
認
(
みと
)
めず、ですな」
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
と
獄門台
(
ごくもんだい
)
のそばをはなれたときには、すでに、
敵影
(
てきえい
)
八
面
(
めん
)
に
満
(
み
)
ちている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
影
常用漢字
中学
部首:⼺
15画
“敵”で始まる語句
敵
敵愾心
敵討
敵手
敵役
敵娼
敵打
敵愾
敵同士
敵持