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政岡
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まさおか
ふりがな文庫
“
政岡
(
まさおか
)” の例文
なぜむやみにしつこく笑うのか、なぜそんな訳から娘を殺すのか、
政岡
(
まさおか
)
はなぜ幕を
徒
(
いた
)
ずらになが引かせるのかなど思う事さえある。
めでたき風景
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
ご存知の如く仙台の
伊達藩
(
だてはん
)
のお家騒動らしいものを扱った芝居で、
榴
(
つつじ
)
ヶ岡
(
おか
)
の近くに
政岡
(
まさおか
)
の墓と称せられるものさえある程だから
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
最後には「先代萩」で名高い
政岡
(
まさおか
)
を挙げる。私はいわゆる伊達騒動というものに就いて多くの知識を持っていない。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「それも一理はあるようじゃ。しかしそれではハズミというものをあまり重く見過ぎたきらいがある、いかにハズミが附いたからとて、
政岡
(
まさおか
)
が、鬼神のお松になることはなかろう」
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
われもし政宗公の時代に生れていたならば、と
埒
(
らち
)
も無い空想にふけり、また、俗に
先代萩
(
せんだいはぎ
)
の
政岡
(
まさおか
)
の墓と言われている三沢初子の墓や、支倉六右衛門の墓、また
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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一番目は「先代萩」で、この興行には市川九蔵が久々で出勤して、
仁木弾正
(
にっきだんじょう
)
と武田信玄をつとめることになった。団十郎は向井将監のほかに
政岡
(
まさおか
)
と男之助と細川勝元をつとめた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
先
(
ま
)
ず第一には目黒不動として知られている下目黒の
滝泉寺
(
りゅうせんじ
)
、祐天上人開山として知られている中目黒の祐天寺、
政岡
(
まさおか
)
の墓の所在地として知られている上目黒の
正覚寺
(
しょうがくじ
)
などを始めとして
目黒の寺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“政岡”の解説
政岡(まさおか)は、日本の江戸時代に作られた歌舞伎・浄瑠璃作品『伽羅先代萩』の主要登場人物である。伊達騒動に擬せられた劇中で、幼い主君の乳母として仕え、わが子の命を犠牲にして幼君の謀殺を阻止する。同じ題材をとりあげた小説など様々な作品に登場し、名は浅岡などにも作る。架空の人だが実在の人物にモデルを探す試みもあり、有名なものに三沢初子と白河義実の妻の2説がある。
(出典:Wikipedia)
政
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
岡
常用漢字
小4
部首:⼭
8画
“政”で始まる語句
政
政所
政府
政治
政事
政職
政柄
政子
政雄
政廟