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摘
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と
ふりがな文庫
“
摘
(
と
)” の例文
房ちゃんや菊ちゃんが二人とも達者で居る時分には、よく繁ちゃんのお墓へ連れてって桑の実を
摘
(
と
)
ってやりましたッけ。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
だれかまだ手に力のある者がゐるならば、はやくその花を
摘
(
と
)
るがよからう。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
山から下りて来たばかりの頃には、お菊はまだ地方に居る積りで、「房ちゃん、
御城址
(
ごじょうし
)
へ花
摘
(
と
)
りに行きましょう」
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
しかし、二人とも達者でいる時分には、よく繁ちゃんの御墓へ連れて行って、桑の実を
摘
(
と
)
って
遣
(
や
)
りましたッけ。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その道は、お房やお菊が生きている時分に、よく随いて来て、一緒に花を
摘
(
と
)
ったり、手を引いたりして歩いたところである。不思議な力は、
不図
(
ふと
)
、姪の手を執らせた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
だもんですから、母さん
摘
(
と
)
って下さいッて言っちゃあ……
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
摘
常用漢字
中学
部首:⼿
14画
“摘”を含む語句
花摘
末摘花
掻摘
桑摘
一摘
茶摘
芹摘
草摘
茶摘歌
堤下摘芳草
指摘
摘草
摘出
摘取
摘録
菜摘
摘要
碑文摘奇
御指摘
新花摘
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