“末摘花”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すえつむはな83.3%
すゑつむはな16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしきれいに掃除そうじをしようとするような心がけの人もない。ちりは積もってもあるべき物の数だけはそろった座敷に末摘花すえつむはなは暮らしていた。
源氏物語:15 蓬生 (新字新仮名) / 紫式部(著)
だから、暫らくの間、本当に美奈子さんの姉にして置いて下さいませ。『源氏物語』に、末摘花すえつむはなと云うのがございましょう。あれでございますの。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
あの連句はポルノグラフイツクな川柳集——「末摘花すゑつむはな」と選ぶ所はない。
なつかしき色ともなしに何にこの末摘花すゑつむはなそでに触れけん
源氏物語:06 末摘花 (新字新仮名) / 紫式部(著)