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掻撮
ふりがな文庫
“掻撮”の読み方と例文
読み方
割合
かいつま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいつま
(逆引き)
才子は
正面
(
まとも
)
に、鴨川は横目に、
貴
(
あて
)
なる令嬢を振返って、一斉に
此方
(
こなた
)
を見向いた時、お夏は会釈も
仕後
(
しおく
)
れて、畳んだ
手巾
(
ハンケチ
)
を
掻撮
(
かいつま
)
んで前髪の処に
翳
(
かざ
)
したのである。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
このお痛わしいお弟子入りについては、色々とこみ入った事情もございますが、
掻撮
(
かいつま
)
んで申せばこれは、父君右兵衛佐殿の調略の
牲
(
にえ
)
になられたのでございました。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
このお痛はしいお弟子入りについては、色々とこみ入つた事情もございますが、
掻撮
(
かいつま
)
んで申せばこれは、父君右兵衛佐殿の調略の
牲
(
にえ
)
になられたのでございました。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
掻撮(かいつま)の例文をもっと
(3作品)
見る
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
撮
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱
“掻撮”のふりがなが多い著者
神西清
泉鏡花