“仕後”の読み方と例文
読み方割合
しおく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
才子は正面まともに、鴨川は横目に、あてなる令嬢を振返って、一斉に此方こなたを見向いた時、お夏は会釈も仕後しおくれて、畳んだ手巾ハンケチ掻撮かいつまんで前髪の処にかざしたのである。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)