掘立ほりたて)” の例文
つら/\此住居すまゐを見るに、いしずえもすえず掘立ほりたてたるはしらぬきをば藤蔓ふぢづるにてくゝりつけ、すげをあみかけてかべとし小きまどあり、戸口は大木のかはの一まいなるをひらめてよこ木をわたし
到来物たうらいもの粕漬かすづけを送つたり、掘立ほりたての山の芋を寄こしたりして、そのたんび一寸ちよつと絵の事をも書き添へておくが、画家ゑかきなどいふものは忘れつぽいものと見えて、粕漬や山の芋を食べる時には