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振下
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ぶらさが
ふりがな文庫
“
振下
(
ぶらさが
)” の例文
「うふん。」といって、目を
剥
(
む
)
いて、脳天から
振下
(
ぶらさが
)
ったような、
紅
(
あか
)
い舌をぺろりと出したのを見て、織次は
悚然
(
ぞっ
)
として、雲の蒸す月の下を
家
(
うち
)
へ
遁帰
(
にげかえ
)
った事がある。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
幽
(
かすか
)
に小さい、楓の樹のこんもり葉の繁ったのが見えて、その緑色が濡れているのに、
太陽
(
ひ
)
がさして、空が
蒼
(
あお
)
く晴れた処に、キラキラとうつくしいものが
振下
(
ぶらさが
)
って……それにね、白い手で
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳