挙動しうち)” の例文
旧字:擧動
そして自分の出来るだけ忠実まめやかに働いて、叔父が我が挙動しうちを悦んでくれるのを見て自分も心から喜ぶ余りに、叔母のむごさをさえ忘れるほどであった。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
いやうしては……。』と言はうとしたのを止して、信吾は下駄を脱いだ。処女むすめらしい清子の挙動しうちが、信吾の心に或る皮肉な好奇心を起さしめたのだ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
その清子の目からはまた信吾の智恵子に対する挙動しうちが、全くの無意味には見えなかつた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)