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拙僧
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せつそう
ふりがな文庫
“
拙僧
(
せつそう
)” の例文
委く承知なされぬ故なり
兎角
(
とかく
)
に知ぬ事は疑心の發るもの然ば
拙僧
(
せつそう
)
が
詳細
(
くはしく
)
認めて御目に掛んと筆を
取出
(
とりいだ
)
し佐州相川郡尾島村淨覺院門前に
捨子
(
すてご
)
に成せられしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
といふを聞て天忠
暫
(
しば
)
し兩手を
組
(
くみ
)
て
默然
(
もくねん
)
たりしが
稍
(
やゝ
)
有て三人に
向
(
むか
)
ひ
拙僧
(
せつそう
)
少し所存あり夫は只今此所へ茶を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ば受取一先
美濃國
(
みのゝくに
)
へ立歸らんと天一坊は大膳
右門
(
うもん
)
遠藤屋彌次六との三人を同道して
常樂院
(
じやうらくゐん
)
へ歸り來りて右の
首尾
(
しゆび
)
を物語れば常樂院もさらば
拙僧
(
せつそう
)
も一
目論
(
もくろみ
)
して見よと
庚申待
(
かうしんまち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“拙僧”の意味
《名詞》
僧侶が自分のことを指す謙譲語。
(出典:Wiktionary)
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“拙”で始まる語句
拙
拙者
拙劣
拙作
拙斎
拙道
拙陋
拙堂
拙宅
拙寺