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拘留
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こうりゅう
ふりがな文庫
“
拘留
(
こうりゅう
)” の例文
わたしたち二人だけになると、わたしはマチアに、ほとんど自分たちが
拘留
(
こうりゅう
)
されていることを
忘
(
わす
)
れさせるほどのえらい
報告
(
ほうこく
)
をした。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
拘留
(
こうりゅう
)
された二人を犯人と判断し
得
(
う
)
べき直接証拠は何も出ないばかりか、二人が巣鴨へ来る以前の行動も少しもわからなかった。
呪われの家
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
或はその儘
拘留
(
こうりゅう
)
になってしまったのではなかろうかと奥さんの目の為めに
聊
(
いささ
)
か不安を感じ始めた頃、元気好く帰って来て
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それでとうとう一晩
拘留
(
こうりゅう
)
させられたのよ。痛快じゃないこと、ところが泣きっ面に蜂というのは爺さんが警察に
宿
(
とま
)
っている晩に、無電小僧に入られたのよ。
ニッケルの文鎮
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
和歌山城下まで、現在つれて来ておりながら、尚
拘留
(
こうりゅう
)
するということは、大納言様のご機嫌を
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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町では
覚平
(
かくへい
)
が助役をなぐって
拘留
(
こうりゅう
)
されたという
噂
(
うわさ
)
が一円に拡がった
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
一橋立儲君派らを
拘留
(
こうりゅう
)
せしめ、以て安政大獄の端を
啓
(
ひら
)
けり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
わたしはなんという親切な人だろうと思ったけれど、
巡査
(
じゅんさ
)
はあくまでわたしたちを
拘留
(
こうりゅう
)
しなけばならないと言った。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
それを聞いてもいっこうはっきりしないことであったから、とにかくかれは
雌牛
(
めうし
)
を
預
(
あず
)
かること、それがわたしたちのものだというあかしの立つまで、わたしたちを
拘留
(
こうりゅう
)
することに決めた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“拘留”の解説
勾留
拘留(こうりゅう)英語Detentionとは、自由刑に刑務作業義務による区分を設けている法制度において、作業義務を科さない刑罰のうち短期のものである。
さらに、作業義務のある懲役や作業義務のない、より長期の禁錮と区分する。
(出典:Wikipedia)
拘
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
“拘留”で始まる語句
拘留場
拘留所
拘留孫仏