なげう)” の例文
筆をなげうつて、嘆息して、た冷い寝床に潜り込んだが、少許すこしとろ/\としたかと思ふと、直に恐しい夢ばかり見つゞけたのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)