トップ
>
技癢
ふりがな文庫
“技癢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎよう
71.4%
ぎやう
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎよう
(逆引き)
相変らず
迂愚
(
うぐ
)
な、のほほん顔をしているのを見て、いたたままらぬ
技癢
(
ぎよう
)
でも感ずるのであろうか、さかんに私たちの生活態度をののしるのだ。
佳日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
そして
技癢
(
ぎよう
)
を感じた。そうすると夏目君の「我輩は猫である」に対して、「我輩も猫である」というようなものが出る。「我輩は犬である」というようなものが出る。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
技癢(ぎよう)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぎやう
(逆引き)
その頃料らずも外山正一氏の畫論を讀みて、
我
(
わが
)
懷
(
いだ
)
けるところに衝突せるを覺え、
遂
(
つひ
)
に
技癢
(
ぎやう
)
にえ
禁
(
た
)
へずして
反駁
(
はんばく
)
の文を草しつ。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
少女あらずば、われこゝに來て何をかせん。
技癢
(
ぎやう
)
に堪へざる我心をも覺らず、かの翁は永々しき謝恩の演説をぞ始めける。その辭に綴り込めたる
亞細亞
(
アジア
)
風の譬喩の多かりしことよ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
技癢(ぎやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“技癢”の意味
《名詞》
技癢(ぎよう 別表記:伎癢)
(「癢」は、「痒」と同義又は本字でかゆみを覚えること)自分の手腕・腕前を見せたくてむずむずすること、腕が鳴ること。
(出典:Wiktionary)
技
常用漢字
小5
部首:⼿
7画
癢
漢検1級
部首:⽧
20画
“技”で始まる語句
技
技倆
技術
技巧
技師
技芸
技量
技人
技手
技法
“技癢”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外
中里介山
太宰治
芥川竜之介