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承合
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うけあ
ふりがな文庫
“
承合
(
うけあ
)” の例文
晃 鐘も鳴らせん……処で、不知案内の村を
駈廻
(
かけまわ
)
って人を集めた、——サア、弥太兵衛の始末は着いたが、誰も
承合
(
うけあ
)
って鐘を撞こうと言わない。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
金に
糸
(
いと
)
めさえお着けなさらなければ今日中にでも起します、尋常の御相談ですと、来年に成りますか、
来々年
(
さらいねん
)
に成りますか、そこは
承合
(
うけあ
)
えません、墓どころじゃないでしょう
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
畳を
歩行
(
ある
)
くより
確
(
たしか
)
なもの、船をひっくりかえそうたって、海が
合点
(
がってん
)
するものではねえと、大丈夫に
承合
(
うけあ
)
うし、銑太郎もなかなか素人離れがしている由、人の
風説
(
うわさ
)
も聞いているから
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“承合”の意味
《名詞》
問い合わせることで知ること。。
(出典:Wiktionary)
承
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“承”で始まる語句
承
承知
承諾
承引
承塵
承久
承認
承昭
承応
承禎