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打視
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うちなが
ふりがな文庫
“
打視
(
うちなが
)” の例文
うろうろ
四辺
(
あたり
)
を見廻す
間
(
ひま
)
に、時彦は土間に立ちたるまま、粛然として帯の間より、懐中時計を
取出
(
とりいだ
)
し、丁寧に
打視
(
うちなが
)
めて、少年を仰ぎ見んともせず
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
先刻
(
さっき
)
僕が取出しました。とかの写真を病人の
眼前
(
めさき
)
に
翳
(
かざ
)
せば、つくづくと
打視
(
うちなが
)
め
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と肩に手を懸け引起し、移ろい果てたる花の色、悩める風情を
打視
(
うちなが
)
め
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何心
(
なにごころ
)
なく言った顔を、
訝
(
いぶか
)
しそうに
打視
(
うちなが
)
めた。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とまた蚊帳越に
打視
(
うちなが
)
め
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀