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打欠
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ぶっか
ふりがな文庫
“
打欠
(
ぶっか
)” の例文
旧字:
打缺
蓋
(
ふた
)
が
打欠
(
ぶっか
)
けていたそうでございますが、
其処
(
そこ
)
からもどろどろと、その
丹色
(
にいろ
)
に
底澄
(
そこす
)
んで光のある
粘土
(
ねばつち
)
ようのものが
充満
(
いっぱい
)
。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と此の
家
(
や
)
を立出でゝ跡へ少々戻り、半町ばかり細道へ入って
往
(
ゆ
)
くと、破れ堂が有り、其の中に鼻の
打欠
(
ぶっか
)
けた醜い顔をしている石の六地蔵が建っております。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「何がまた
口惜
(
くやし
)
くって、あの花瓶を
打欠
(
ぶっか
)
いたんです。」
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀