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打壊
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うちこわ
ふりがな文庫
“
打壊
(
うちこわ
)” の例文
旧字:
打壞
仏蘭西
(
フランス
)
の革命の時に、バステユと云う牢屋を
打壊
(
うちこわ
)
して中から罪人を引出してやったら、喜こぶと思いのほか、かえって日の眼を見るのを恐れて
中味と形式
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
敵は、割ヶ嶽を
陥
(
おと
)
すと、
城郭
(
じょうかく
)
を焼払い、石垣も城壁も、跡かたもなく
打壊
(
うちこわ
)
して、はや甲州へ退去したとの事です。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新着のビック特製二
噸
(
トン
)
半
積
(
づみ
)
ダブルタイヤで、横浜市外の
渋戸
(
しぶと
)
材木倉庫から
米松
(
べいまつ
)
を運搬すべく、交通の少い夜半に同国道を往復していたもので、損害といってはヘッド・ライトと機械を
打壊
(
うちこわ
)
し
衝突心理
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
余の病気は帰るには余り
劇
(
はげ
)
し過ぎた。そうして東京の方から余のいる所まで来るには、道路があまり
打壊
(
うちこわ
)
れ過ぎた。のみならず東京その物がすでに水に
浸
(
つか
)
っていた。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうしてこの幸福な考えをわれに
打壊
(
うちこわ
)
す者を、永久の敵とすべく心に誓った。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“打壊”の意味
《名詞》
打壊(だかい)
打ち壊すこと。
(出典:Wiktionary)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
壊
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀