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手証
ふりがな文庫
“手証”のいろいろな読み方と例文
旧字:
手證
読み方
割合
てしょう
90.9%
てあかし
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てしょう
(逆引き)
「こんどの堺屋の一件は、やはり貴様の出しゃばりだろうが、お気の毒だが、でんぐりけえすぞ、そう思って貰おう。こッちに
手証
(
てしょう
)
があがった」
顎十郎捕物帳:05 ねずみ
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
実はわっちの方にも之と云う
手証
(
てしょう
)
がねえもんですから、仰せの通り大きな声は出せねえのです。少しでも証拠がありゃ、今まで黙っちゃいないのです。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
手証(てしょう)の例文をもっと
(10作品)
見る
てあかし
(逆引き)
上州
茂林寺
(
もりんじ
)
の文福茶釜を始めとしてかつて異僧が住してそれがじつは狸であり、いろいろと寺のために働いて、のちにいなくなったというのみならず、何か末世の
手証
(
てあかし
)
となるものを
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
手証(てあかし)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
証
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手証”のふりがなが多い著者
中里介山
甲賀三郎
徳田秋声
柳田国男
久生十蘭
岡本綺堂
国枝史郎
夢野久作