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手末
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たなすえ
ふりがな文庫
“
手末
(
たなすえ
)” の例文
神代紀に雀を
碓女
(
うすめ
)
とし、崇神朝に定めし
貢
(
みつぎ
)
に『男の
弓端
(
ゆはず
)
の調、女の
手末
(
たなすえ
)
の調』とあり、万葉集に『稲つけばかゝる吾が手を今宵もか、殿の
和
(
わ
)
く子がとりてなげかむ』
穀神としての牛に関する民俗
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
男から
弓端
(
ゆはず
)
の
調
(
みつぎ
)
といって、弓矢でとった
獲物
(
えもの
)
の中のいくぶんを、女からは
手末
(
たなすえ
)
の
調
(
みつぎ
)
といって、
紡
(
つむ
)
いだり、織ったりして得たもののいくぶんを、それぞれ
貢物
(
みつぎもの
)
としておめしになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭