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手別
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てわ
ふりがな文庫
“
手別
(
てわ
)” の例文
その男は始終船に乗って海上に勤め、そして娘は店で老主人の代りに、
手別
(
てわ
)
けして働いている。娘は簡潔に家の事情をここまで話した。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
さつそく四方八方へ
手別
(
てわ
)
けをして、大将をさがしましたが、その
行衛
(
ゆくゑ
)
がわかりませんでした。
小熊秀雄全集-14:童話集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
警官は
手別
(
てわ
)
けをして建物をとり巻く。明智と二郎とは入口を叩いてさり気なく案内を乞う。中に人が住んでいる事は、ほのかに
洩
(
も
)
れる
燈火
(
ともしび
)
によっても察しられるのだが、戸を叩いても返事はない。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
平次とガラッ八は、もう一度
手別
(
てわ
)
けをしました。
銭形平次捕物控:067 欄干の死骸
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭