“所夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おっと55.6%
おつと22.2%
をつと22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直は眼をみはった。直は倒れている所夫おっとの仁蔵を見た。其処そこには所夫のかわりに一匹の大きな狸が血まみれになって倒れていた。
狸と同棲する人妻 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
上略当夜お良は所夫おつとの身に怪我過ちのあらざるやうにと神に祈り仏に念じ独り心を痛めしが、やがて龍馬は一方を切抜け逃去りしと新撰組の噂を聞きすこしは安心したけれども
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂楢崎竜川田雪山(著)
自分の所夫をつとだけれど矢ツ張り橋本さん/\とさん付けにして居りました。