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意馬
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いば
ふりがな文庫
“
意馬
(
いば
)” の例文
「イヤイヤ滅多な事を言出して取着かれぬ返答をされては」ト思い直してジット
意馬
(
いば
)
の
絆
(
たづな
)
を
引緊
(
ひきし
)
め、
藻
(
も
)
に住む虫の我から苦んでいた……これからが肝腎
要
(
かなめ
)
、回を改めて伺いましょう。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
あり触れた和漢の故事を述べてまたその話かと言わるるを
虞
(
おそ
)
れ、唐訳の律蔵より
尤
(
いと
)
も目出たい
智馬
(
ちば
)
の譚を約説して祝辞に代え、それから
意馬
(
いば
)
の
奔
(
はし
)
るに任せ、
意
(
おも
)
い付き次第に雑言するとしよう。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
つく/″\命は
森林
(
もり
)
を縫う稲妻のいと続き難き者と観ずるに
付
(
つけ
)
ても志願を遂ぐる道遠しと
意馬
(
いば
)
に
鞭
(
むち
)
打ち励ましつ、
漸
(
ようや
)
く東海道の
名刹
(
めいさつ
)
古社に神像木仏
梁
(
はり
)
欄間
(
らんま
)
の彫りまで
見巡
(
みめぐ
)
りて鎌倉東京日光も見たり
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“意馬”で始まる語句
意馬心猿