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情味
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じょうみ
ふりがな文庫
“
情味
(
じょうみ
)” の例文
劇の調子が高まって妾の情人の哀切な心を表した舞姿に異国人が海の彼方の歌劇的な
情味
(
じょうみ
)
を感じた時、若い武士になった佐野が舞台に現れました。
バルザックの寝巻姿
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
アーサと
別
(
わか
)
れてこのかた、わたしはつい一度もこんなに取りすがりたいような、親切のこもった、ことばに言えない
情味
(
じょうみ
)
を感じたことはなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
わたしは、
社用
(
しゃよう
)
で、
方々
(
ほうぼう
)
の
会社
(
かいしゃ
)
や、
工場
(
こうじょう
)
を
訪問
(
ほうもん
)
します。そして、いく
人
(
にん
)
となく
情味
(
じょうみ
)
のゆたかな
人
(
ひと
)
たちと
出
(
で
)
あいました。
兄の声
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
母さんは、手が出せずに、それっきりさ。だもんで、兄貴に向かっちゃ、
情味
(
じょうみ
)
で行くよりしょうがないと思ってる。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“情”で始まる語句
情
情夫
情婦
情人
情誼
情緒
情事
情合
情景
情死