“じょうみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
情味66.7%
上巳33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは、社用しゃようで、方々ほうぼう会社かいしゃや、工場こうじょう訪問ほうもんします。そして、いくにんとなく情味じょうみのゆたかなひとたちとあいました。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
母さんは、手が出せずに、それっきりさ。だもんで、兄貴に向かっちゃ、情味じょうみで行くよりしょうがないと思ってる。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
あの江戸の方で上巳じょうみの御祝儀を申し上げるとか、御能おのう拝見を許されるとか、または両山の御霊屋おたまや参詣さんけいするとかのほかには、人質も同様に
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
三月三日の上巳じょうみと五月五日の端午たんごは誰でも知っているが、現在休日は五月五日の子供の日だけになった。
昔の言葉と悪口 (新字新仮名) / 三遊亭金馬(著)