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応揚
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おうよう
ふりがな文庫
“
応揚
(
おうよう
)” の例文
特別
誂
(
あつら
)
えの好男子、兼秀才で、おまけに物腰が
応揚
(
おうよう
)
で、叮嚀で、透きとおる程親切……だという、この方面に対する絶好の条件ばかり、
倶有
(
ぐゆう
)
していたんだから
敵
(
かな
)
わない。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
また生存競争の根本原因たる食物の点より考うるも、山川、島嶼、内海の
布置
(
ふち
)
極めて自然の妙を得、食するに足る獣魚、穀物、貝類を供給しておったため、人間が
応揚
(
おうよう
)
で、落着きがあった。
東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
軍夫の一
人
(
にん
)
つかつかと立かかりぬ。百人長は
応揚
(
おうよう
)
に
左手
(
ゆんで
)
を広げて遮りつつ
海城発電
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
軍夫の一人つかつかと
立懸
(
たちかか
)
りぬ。百人長は
応揚
(
おうよう
)
に
左手
(
ゆんで
)
を広げて
遮
(
さえぎ
)
りつつ
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“応”で始まる語句
応
応答
応挙
応対
応酬
応仁
応援
応接間
応諾
応接室