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応保
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おうほう
ふりがな文庫
“
応保
(
おうほう
)” の例文
清盛の骨をおさめた経の島は、
応保
(
おうほう
)
元年二月につくられたものであるが、一度、大風のために崩れ去ったので、同三年三月再工事にかかった。
現代語訳 平家物語:06 第六巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
応保
(
おうほう
)
の夏には美福門院の生命をちぢめ、
長寛
(
ちょうかん
)
二年の春には
忠通
(
ただみち
)
に祟ってこれを殺し、われもその年の秋にはこの世を去ったが、死後なお憤りの火がさかんにもえつづけて消えないままに
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
一一九
応保
(
おうほう
)
の夏は
美福門院
(
びふくもんゐん
)
が
命
(
いのち
)
を
窮
(
せま
)
り、
長寛
(
ちやうくわん
)
の春は
一二〇
忠通
(
ただみち
)
を
祟
(
たた
)
りて、
朕
(
われ
)
も其の秋世をさりしかど、
猶
(
なほ
)
一二一
嗔火
(
しんくわ
)
熾
(
さかん
)
にして
尽
(
つ
)
きざるままに、
終
(
つひ
)
に大魔王となりて、三百余類の
巨魁
(
かみ
)
となる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“応保”の意味
《固有名詞》
日本の元号の一つ。永暦の後、長寛の前。1161年9月4日から1163年3月29日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
保
常用漢字
小5
部首:⼈
9画
“応”で始まる語句
応
応答
応挙
応酬
応対
応仁
応援
応接間
応諾
応揚