心配事しんぱいごと)” の例文
其内そのうちやまなかは、一日々々いちにち/\つた。御米およねからはなりなが手紙てがみがもう二ほんた。もつとも二ほんともあらたに宗助そうすけこゝろみだやう心配事しんぱいごといてなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「ああして悲しそうに鳴いているところをみれば、この鳥たちにもきっと心配事しんぱいごとがあるのにちがいないわ。」