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心羞
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うらはづ
ふりがな文庫
“
心羞
(
うらはづ
)” の例文
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(
たのみ
)
をさへすらりと聴て呉れし上、胸に
蟠屈
(
わだかま
)
りなく
淡然
(
さつぱり
)
と
平日
(
つね
)
のごとく
仕做
(
しな
)
されては、清吉却つて
心羞
(
うらはづ
)
かしく、
何
(
どう
)
やら
魂魄
(
たましひ
)
の底の方がむづ痒いやうに覚えられ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
と、お定は今の
素振
(
そぶり
)
を、お八重が何と見たかと氣がついて、
心羞
(
うらはづ
)
かしさと
落膽
(
がつかり
)
した心地でお八重の顏を見ると、其美しい眼には涙が浮んでゐた。それを見ると、お定の眼にも遽かに涙が湧いて來た。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
と、お定は今の素振を、お八重が何と見たかと気がついて、
心羞
(
うらはづ
)
かしさと
落胆
(
がつかり
)
した心地でお八重の顔を見ると、其美しい眼には涙が浮かんでゐた。それを見ると、お定の眼にも
遽
(
には
)
かに涙が湧いて来た。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
羞
常用漢字
中学
部首:⽺
11画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許