“御読分”の読み方と例文
読み方割合
およみわけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痛む頭をもたげし小花が虫を押へて拾読ひろいよみするその文にいわく、一筆ひとふでしめし上参あげまいらせそろ、今は何事をも包まず打ち明けて申上げ候ふ故、憎い兼吉がためとお思なく可哀い清さんのためと御読分およみわけ下されたく候
そめちがへ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)