“御經”のいろいろな読み方と例文
新字:御経
読み方割合
みきやう57.1%
オンキヤウ28.6%
おきやう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塵居ちりゐ御影みかげ古渡こわたりの御經みきやう文字もじめてしれて
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
御經オンキヤウモンは手寫しても、固より意趣は、よく訣らなかつた。だが、處々には、かつ/″\氣持ちの汲みとれる所があつたのであらう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
わしにはこれまでんだ御經おきやうより、餘程よつぽど難有ありがたくてなみだた。まことに善知識ぜんちしき、そのおかげおほきにさとりました。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)