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御盛
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ごさかん
ふりがな文庫
“
御盛
(
ごさかん
)” の例文
土蔵一つだけ残っていますが、あれはひどい
雨漏
(
あまも
)
りで、山崎様
御盛
(
ごさかん
)
の頃払下げになり、取りこわすつもりで、そのままになっております
銭形平次捕物控:140 五つの命
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「男爵も此の時分はまだ
御盛
(
ごさかん
)
であったな。
丁酉
(
ていゆう
)
の
歳
(
とし
)
季春
(
きしゅん
)
というとわしが辞職する前の年だ。」
春雨の夜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「閣下、久しく
拝謁
(
はいえつ
)
を見ませんでしたが、相変らず
御盛
(
ごさかん
)
なことで恐れ入りまする」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「ええ御二階がありましたっけ。あすこへ御移りになった時なんか、
方々様
(
ほうぼうさま
)
から御祝い物なんかあって、大変
御盛
(
ごさかん
)
でしたがね。それから
後
(
あと
)
でしたっけか、
行願寺
(
ぎょうがんじ
)
の
寺内
(
じない
)
へ御引越なすったのは」
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂