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御津
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みつ
ふりがな文庫
“
御津
(
みつ
)” の例文
ここに大后いたく恨み怒りまして、その御船に載せたる御綱栢は、悉に海に投げ
棄
(
う
)
てたまひき。かれ
其地
(
そこ
)
に名づけて
御津
(
みつ
)
の
前
(
さき
)
といふ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
いざ
子
(
こ
)
どもはやく
日本
(
やまと
)
へ
大伴
(
おほとも
)
の
御津
(
みつ
)
の
浜松
(
はままつ
)
待
(
ま
)
ち
恋
(
こ
)
ひぬらむ 〔巻一・六三〕 山上憶良
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
備前
御津
(
みつ
)
郡円城村大字神瀬字広高下
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そこで皇后樣が非常に恨み、お怒りになつて、御船に載せた
柏
(
かしわ
)
の葉を悉く海に投げ棄てられました。それで其處を
御津
(
みつ
)
の埼と言うのです。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
巻一(六三)の、「いざ子どもはやく
大和
(
やまと
)
へ
大伴
(
おほとも
)
の
御津
(
みつ
)
の浜松待ち恋ひぬらむ」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
帰途に、「天雲のたゆたひ来れば
九月
(
ながつき
)
の
黄葉
(
もみぢ
)
の山もうつろひにけり」(同・三七一六)、「大伴の
御津
(
みつ
)
の
泊
(
とまり
)
に船
泊
(
は
)
てて立田の山を何時か越え
往
(
い
)
かむ」(同・三七二二)などという歌を作って居る。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“御津(御津地域)”の解説
御津地域(みつちいき)は、岡山県岡山市北区にある地域である。かつての御津郡御津町(みつちょう)に相当する。2005年3月22日に岡山市へ編入合併した。
住所表記において、大字として御津の名称を存続している。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
“御津”で始まる語句
御津海道