“御手入”の読み方と例文
読み方割合
おていれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盆栽の写真十八枚御贈り被下くだされ難有ありがたく奉存ぞんじたてまつり候。盆栽のことはわれわれ何も存ぜず候へども、定めて日々の御手入おていれも一方ならざる事と存候。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ぢいさん。もう万年青おもと御手入おていれはおすみですか。ではまあ一服おやりなさい。おや、あの菖蒲革しやうぶがはたばこ入は、どこへ忘れて御出でなすつた?
動物園 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)