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御座
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おざ
ふりがな文庫
“
御座
(
おざ
)” の例文
少し亂暴なのには閉口する事も多かつたが、萬事てきぱきと切つて廻し、御世辭や
御座
(
おざ
)
なりが無く、傍若無人な醉體も、三田の面白がるところだつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
探偵小説は、プロレタリア文学と同じように、日本に生まれてからまだ新しいために、仲間の間で、これまで余りに
御座
(
おざ
)
なりな
賛
(
ほ
)
めあいが多すぎたように思う。
「陰獣」その他
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
唯
御座
(
おざ
)
なりを言うということになる。余りブッキラボーでない、
当
(
あた
)
り
触
(
さわ
)
りが宜いというので御座います。
鮮
(
あざや
)
かで穏かで
寔
(
まこと
)
に宜い。それは悪い事とは思いません。
模倣と独立
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御座
(
おざ
)
の
醜
(
さ
)
める事の多い者であって、それを
忌憚
(
きたん
)
なく女自身が書いたら風俗を乱すなどと想う人もありましょうが、女とても人ですもの、男と格別変って劣った点のある者でなく
産屋物語
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
「
御座
(
おざ
)
の
間
(
ま
)
に入りては、恐れ多うござる。敷居の
間近
(
まぢか
)
まで、お身をお移しくださいまし」
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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それを
御座
(
おざ
)
が白けたとでも、思ったのでございましょう。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“御座”で始まる語句
御座候
御座所
御座船
御座頭
御座敷
御座候得共
御座元
御座入
御座升
御座形