“御唇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みくち33.3%
みくちびる33.3%
オクチ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、自分のことにかえるが、わしが御房の年ごろには、畏れ多いが、仏陀ぶっだ御唇みくちも女に似て見え、経文きょうもんそう文字も恋文に見えた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
軍ヲ見給フコト、神ノ如ク、戦フヤ果断、守ルヤ森厳、度量ハ江海カウカイノ如ク、オン眼ハ常ニナゴミ給ヒ、イカナル困難ノ時ニアリトモ、イタヅラニ狂躁キヤウサウ御唇オクチヲヒラキ給ヘルタメシアルコトヲ知ラズ
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)