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シヅ
ふりがな文庫
“
徐
(
シヅ
)” の例文
彼
(
カ
)
の人の眠りは、
徐
(
シヅ
)
かに覚めて行つた。まつ黒い夜の中に、更に冷え圧するものゝ澱んでゐるなかに、目のあいて来るのを、覚えたのである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
彼
(
カ
)
の人の眠りは、
徐
(
シヅ
)
かに覺めて行つた。まつ黒い夜の中に、更に冷え壓するものゝ澱んでゐるなかに、目のあいて來るのを、覺えたのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
彼
(
カ
)
の人の眠りは、
徐
(
シヅ
)
かに覺めて行つた。まつ黒い夜の中に、更に冷え壓するものゝ澱んでゐるなかに、目のあいて來るのを、覺えたのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
郎女は、
徐
(
シヅ
)
かに
兩袖
(
モロソデ
)
を、胸のあたりに重ねて見た。家に居た時よりは、
褻
(
ナ
)
れ、
皺立
(
シワダ
)
つてゐるが、小鳥の
羽
(
ハネ
)
には、なつて居なかつた。手をあげて唇に觸れて見ると、喙でもなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
郎女は、
徐
(
シヅ
)
かに
兩袖
(
モロソデ
)
を、胸のあたりに重ねて見た。家に居た時よりは、
褻
(
ナ
)
れ、
皺立
(
シワダ
)
つてゐるが、小鳥の
羽
(
ハネ
)
には、なつて居なかつた。手をあげて唇に觸れて見ると、喙でもなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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郎女は、
徐
(
シヅ
)
かに
両袖
(
モロソデ
)
を、胸のあたりに重ねて見た。家に居た時よりは、
褻
(
ナ
)
れ、
皺立
(
シワダ
)
つてゐるが、小鳥の
羽
(
ハネ
)
には、なつて居なかつた。手をあげて唇に触れて見ると、
喙
(
クチバシ
)
でもなかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
徐
常用漢字
中学
部首:⼻
10画
“徐”を含む語句
徐々
徐徐
徐行
緩徐調
徐六岳
徐家滙
徐晃
徐州
徐盛
徐福
徐庶
緩徐
徐鉉
徐氏
徐葆光
徐元直
徐大盡
徐城
徐四
徐商
...