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当推量
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あてずいりょう
ふりがな文庫
“
当推量
(
あてずいりょう
)” の例文
旧字:
當推量
半次郎 俺には文句が読めねえが
当推量
(
あてずいりょう
)
で判っている。下総
飯岡
(
いいおか
)
の身内の者で、俺の首をあげに来た奴等が寄こした、呼び出し状だ。
瞼の母
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
これは
内證
(
ないしょう
)
のお
噺
(
はなし
)
ですがね、
勿論
(
もちろん
)
百年も
以前
(
まえ
)
の事ですから、誰も実地を見たという者もなく、ほんの
当推量
(
あてずいりょう
)
に過ぎないのですが、昔からの
伝説
(
いいつたえ
)
に依ると
画工と幽霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
余事はとにかく、私は道に迷って困惑しながら、
当推量
(
あてずいりょう
)
で見当をつけ、家の方へ帰ろうとして道を急いだ。
猫町:散文詩風な小説
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
ですが、あなたのお心を二十年来悩まして来た事柄も、こういう風に考えればすっかり気安くなるではありませんか。如何にも私の申上げたことは
当推量
(
あてずいりょう
)
かも知れません。
二癈人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
良人よりもお代の父が
当推量
(
あてずいりょう
)
「ナニ大丈夫さいやしくも文学士の家だもの、いくら狭くっても五人や十人寝る事の出来ないような
気支
(
きづかえ
)
はない。東京では上等の人が馬車へ乗って歩く。満だって今に馬車へ乗るようになるだろうからそんな狭い家にいるはずがない」
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
量
常用漢字
小4
部首:⾥
12画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌