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弾疵
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たまきず
ふりがな文庫
“
弾疵
(
たまきず
)” の例文
昌景自身冑の
吹返
(
ふきかえし
)
は打砕かれ、胸板、
弦走
(
つるばしり
)
の辺を初めとして総て
弾疵
(
たまきず
)
十七ヶ所に達したと伝えるから、その奮戦の程が察せられる。
長篠合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
赤大名の城が落ちて、木曾殿打たれたまいぬ、と
溝
(
どぶ
)
の中で鳴きそうな、どくどくの
袷
(
あわせ
)
の
褄
(
つま
)
、膝を払って蹴返した、
太刀疵
(
たちきず
)
、鍵裂、
弾疵
(
たまきず
)
、焼穴、
霰
(
あられ
)
のようにばらばらある、
態
(
なり
)
も、
振
(
ふり
)
も、今の
先刻
(
さき
)
。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
弾
常用漢字
中学
部首:⼸
12画
疵
漢検1級
部首:⽧
10画
“弾”で始まる語句
弾
弾丸
弾機
弾正
弾劾
弾条
弾力
弾痕
弾薬盒
弾手