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弗箱
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どるばこ
ふりがな文庫
“
弗箱
(
どるばこ
)” の例文
旦那
(
だんな
)
は
徐羣夫
(
じよぐんふ
)
と
云
(
い
)
ふ
田舍大盡
(
ゐなかだいじん
)
。
忘其郡邑矣
(
そのぐんいうをわする
)
、とあるから
何處
(
どこ
)
のものとも
知
(
し
)
れぬが、
案
(
あん
)
ずるに
金丸商店
(
かねまるしやうてん
)
仕入
(
しい
)
れの
弗箱
(
どるばこ
)
を
背負
(
しよ
)
つて、
傲然
(
がうぜん
)
と
控
(
ひか
)
へる
人體
(
じんてい
)
。
画の裡
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
それから最後の大物が、現民友会の幹事長、兼、
弗箱
(
どるばこ
)
と呼ばれている
釜松秀五郎
(
かままつひでごろう
)
、逓信次官、
雲田融
(
くもたとおる
)
……と……まあザットこれ位にしておこう。どうだい。驚いたか。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
さりとては野暮な沙汰、男気なしの女暮しで、三日に挙げず、料理の御用、正宗の明瓶を屑屋があてに来るといへば、いはずと知れた商売柄、知れぬは
弗箱
(
どるばこ
)
の
在所
(
ありか
)
ばかり。
誰が罪
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
弗
漢検準1級
部首:⼸
5画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
“弗”で始まる語句
弗
弗羅曼
弗函
弗旦
弗素
弗々
弗入
弗陵
弗々々
弗如也