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引罹
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ひつかゝ
ふりがな文庫
“
引罹
(
ひつかゝ
)” の例文
連
(
つれ
)
て江戸へ
逃來
(
にげきた
)
る時に
在所
(
ざいしよ
)
の
熊谷宿
(
くまがやしゆく
)
の弟八五郎が見世に休み夫より
駕籠屋
(
かごや
)
の
惡漢
(
わるもの
)
に
引罹
(
ひつかゝ
)
り
既
(
すで
)
に
路用
(
ろよう
)
も女房も取れ
命
(
いのち
)
さへ
危
(
あやふ
)
き處後藤先生が
上州
(
じやうしう
)
大間々
(
おほまゝ
)
なる
師父
(
しふ
)
の大病にて行れたる歸り道に是も八五郎が見世へ休まれて
不※
(
ふと
)
したる事から八五郎は
此衆
(
このしう
)
夫婦
(
ふうふ
)
が
惡漢
(
わるもの
)
に
引罹
(
ひつかゝ
)
りたる事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
罹
漢検1級
部首:⽹
16画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出