トップ
>
廻套
>
まわし
ふりがな文庫
“
廻套
(
まわし
)” の例文
四つ角まで出ると交番の所に人が大勢立っていた。御作さんは旦那の
廻套
(
まわし
)
の
羽根
(
はね
)
を
捕
(
つら
)
まえて、伸び上がりながら、
群集
(
ぐんじゅ
)
の中を
覗
(
のぞ
)
き込んだ。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
先生は
黒
(
くろ
)
い
廻套
(
まわし
)
を
着
(
き
)
て
出
(
で
)
た。
懐手
(
ふところで
)
らしいが
分
(
わか
)
らない。
空
(
そら
)
が
低
(
ひく
)
く
垂
(
た
)
れてゐる。星の見えない
寒
(
さむ
)
さである。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
套
漢検準1級
部首:⼤
10画
“廻”で始まる語句
廻
廻転
廻廊
廻縁
廻状
廻国
廻漕
廻道
廻轉
廻向