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幼名
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おさなな
ふりがな文庫
“
幼名
(
おさなな
)” の例文
「道さん」などと
馴々
(
なれなれ
)
しく而も
幼名
(
おさなな
)
を以て余を呼ぶ者は外に無い、幼い時から叔父の家で余と一緒に育てられた乳母の連れ子で、お浦と云う美人で有る、世間の人は確かに美人と褒め
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
遮那王といえば、源家の
嫡男
(
ちゃくなん
)
、
前左馬頭義朝
(
さきのさまのかみよしとも
)
の末子で、
幼名
(
おさなな
)
を、牛若といった
御曹子
(
おんぞうし
)
のことだ。
常磐
(
ときわ
)
とよぶ母の乳ぶさから
捥
(
も
)
ぎ
離
(
はな
)
されて、鞍馬寺へ追い上げられてから、もう、十年の余になる。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
急に親しく、画工を、
幼名
(
おさなな
)
に呼びかけて
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“幼名”の意味
《名詞》
幼名(ようめい、ようみょう)
幼い頃の名前。
元服前に名乗る名前。
(出典:Wiktionary)
“幼名”の解説
幼名(ようみょう、ようめい、おさなな)は、幼少時の名前の事。
童名・小字とも表記される。
(出典:Wikipedia)
幼
常用漢字
小6
部首:⼳
5画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“幼”で始まる語句
幼
幼児
幼少
幼稚
幼馴染
幼子
幼心
幼兒
幼穉
幼稚園