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幸堂得知
ふりがな文庫
“幸堂得知”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かうだうとくち
50.0%
こうどうとくち
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうだうとくち
(逆引き)
ある夏の事、御多分に洩れぬ
幸堂得知
(
かうだうとくち
)
氏が夫人の
不在
(
るす
)
を
覗
(
ねら
)
つて無駄話に尻を腐らせてゐると、表を鰯売が通つた。幸堂氏は急に話を
止
(
や
)
めた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
見れば
雜踏
(
こみあひ
)
の中を飄然として行く後ろつき
菊五郎
(
おとはや
)
に似たる
通仕立
(
つうじたて
)
の
翁
(
おきな
)
あり誰ぞと見れば
幸堂得知
(
かうだうとくち
)
氏なり
偖
(
さて
)
は我々の行を送らんとして
此
(
こゝ
)
に來て逢はぬに
本意
(
ほい
)
なく歸るならん送る人を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
幸堂得知(かうだうとくち)の例文をもっと
(2作品)
見る
こうどうとくち
(逆引き)
しかしそんならそうかといって、丸々カワセミの
放恣
(
ほうし
)
を黙認することも、出来ない世の中にもうなってしまった。たしか
幸堂得知
(
こうどうとくち
)
の句であったが
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その前、
饗庭篁村
(
あえばこうそん
)
氏がさかんに
八文字屋
(
はちもんじや
)
で書かれ、また
幸堂得知
(
こうどうとくち
)
氏などが洒落文を書かれたものである。
明治十年前後
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
幸堂得知(こうどうとくち)の例文をもっと
(2作品)
見る
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“幸堂”で始まる語句
幸堂
検索の候補
得知
幸堂
得知於公深
吾儕幸得此埔遊
知幸
無知亦無得
“幸堂得知”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
淡島寒月
柳田国男
薄田泣菫